2022/12/04

会誌『埼玉地方史』86号 田代脩名誉会長追悼号

  会誌『埼玉地方史』86号を刊行、発送しました。

 本号は、昨年2021年11月に御逝去された当会名誉会長の田代脩先生を偲び、追悼特集号として刊行しました。
 田代先生と御縁のありました18名の方からお寄せいただいた追悼文はじめ、先生の年譜と著作目録、埼玉大学における最終講義の抄録を所収しております。
 先生の御功績を振り返りながら、改めて御冥福をお祈りいただければと存じます。
 
【埼玉地方史 86号】2022.11.15
[追悼 田代脩名誉会長]
 重田正夫・武井 尚・有元修一・兼子 順・杉山正司・井上恵一・清水 亮・太田富康・
 新井浩文・青木義脩・波田野富信・佐藤勝巳・新田文子・鈴木紀三雄・原 太平・
 清水利浩・石井昇・星野和央
田代脩先生年譜・著作目録
埼玉大学最終講義(抄録)
[論文]
・武蔵国の野本氏と佐介流北条氏
   -比企氏の乱による政治的余波の一考察-          ・・・山野龍太郎
[新刊紹介]
・新井浩文・伊藤一美・井上聡校訂『安保文書』(史料纂集古文書編)
[埼玉県地域研究発表会要旨]
[総会報告]

2022/07/22

会誌『埼玉地方史』85号

 会誌『埼玉地方史』85号を刊行、発送しました。
 本号には、論文2本、研究ノート1本のほか、コラム「地方史のひろば」を掲載しています。
 引き続き、会員の皆様からの御投稿をおまちしております。

 

【埼玉地方史 85号】2022.6.30
[論文]
・武蔵国御家人・在京人庄氏の鎌倉幕府成立期における軍事的・政治的活動
 ―児玉党系庄氏の瀬戸内地方への西遷の前提条件を探る―     ・・・雉岡 恵一
・蓑負騒動の記憶とその変容 ―一九〇七~一九三七―       ・・・内田 満
[研究ノート]
・御家人毛呂季綱所領「武蔵国泉・勝田」について         ・・・齊藤喜久江
[コラム 地方史のひろば]
・高麗郡と狛江郷                        ・・・森田 悌
[動向]

2022/07/17

令和4年度 埼玉県地域研究発表会のご案内

 このたび、埼玉地理学会、埼玉考古学会と当会の三学会共催で行う埼玉県地域研究発表会を下記のとおり開催いたします。
 今回の研究発表会は、新型コロナウイルス感染拡大により2年ぶりの開催となります。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
 開催にあたりましては、新型コロナウイルス感染症対策のため、午後から研究発表のみの開催となります。また、当日は埼玉県地方史研究会及び埼玉地理学会はそれぞれ総会を12時30分より行います。
 
 
 
1 日時 令和年7月30日(土)13:30~16:20 
2 場所 埼玉県立歴史と民俗の博物館 講堂(大宮区高鼻町4-219
      東武アーバンパークライン大宮公園駅下車 徒歩5
3 研究発表 ※報告題はいずれも仮題  
 12:3013:00     埼玉県地方史研究会・埼玉地理学会 総会    
 13:0013:30      受 付 
(1)13:3013:40   開会行事 
(2)13:4014:30 石川 安司 氏(埼玉考古学会)
     「埼玉県の中世瓦」 
(3)14:3015:20 木暮 咲樹 氏(埼玉県地方史研究会) 
   「安政期における疫病除けの様子-林家文書の祈祷記録から」 
(4)15:2016:10 鈴木 勉 氏(埼玉地理学会)
    「吉川市におけるカスリン台風水害の対応」  
5)16:1016:20  閉会行事
   ※発表会当日、各会役員は12時に講堂前に集合してください。
   ※大会終了後の恒例の三学会合同懇親会は中止いたします。

2022/05/24

会誌『埼玉地方史』84号

 会誌『埼玉地方史』84号を刊行、発送しました。

 本号は、論文3本のほか、会誌82号でも取りあげた「史料群が閲覧できる県内保存利用機関」1本を所収しました。御一覧ください。

 

【埼玉地方史 84号】2022.5.12
[論文]
・中世の「入間川宿」を復元する                 ・・・佐川 美加
・近世における幕府山林管理と植生遷移の実態
          ―武蔵国秩父郡大野村御林を事例に―     ・・・吉田健一郎
・青少年時代の加藤政之助―慶應義塾入塾までの軌跡―       ・・・諏佐 成紀
[史料群が閲覧できる県内保存利用機関]
所沢市文化財保護課 閲覧学習室
        ~所沢市が所蔵する「ふるさと研究資料」の概要~ ・・・田島 直子
[動向]
[2021年度総会報告]
[会告]

2021/11/30

会誌『埼玉地方史』83号

会誌『埼玉地方史』83号を刊行、発送しました。

本号は、コロナウイルス感染拡大の状況をうけて中止となった、埼玉県立歴史と民俗の博物館 令和元年度特別展「武蔵国の旗本」、ならびに同展の関連イベントの一つであったシンポジウム「旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―」展覧会中止後、令和3年2月27日にオンライン開催 主催:関東近世史研究会、国立歴史民俗博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館 協力:埼玉県地方史研究会)での成果を受け、両企画の関係者からの寄稿を中心に「旗本」にスポットをあてた特集号としました。


【埼玉地方史 83号】2021.11.25
[特集 北武蔵地域における旗本研究の射程]
特集にあたって ―いま、旗本を考える意味―
地方文書のなかの旗本史料―旗本小堀家と金子家・巻島家―    ・・・三 野 行徳
幕末期の旗本知行所支配における家臣書簡 
          ―旗本牧野家の「在役」宛書簡の検討―    ・・・野 本 禎司 
旗本菩提所の「成立」と護持―旗本水野家菩提所昌国寺を事例に- ・・・中村 陽平
旗本家の由緒と家職ゆかりの知行地 
          ―忍鴻巣御鷹場支配天野家を事例に―     ・・・澤 村 怜薫
旗本筒井政憲と甲山村の豪農根岸家―プチャーチン来航への対応ー ・・・重田 正夫
[論文]
近世後期における旗本相給村の運営
          ―武蔵国幡羅郡下奈良村の場合―       ・・・栗原 健一
[書評] 
野本禎司著『近世旗本領主支配と家臣団』            ・・・宮 原 一郎 
[特集関連文献・史料紹介]

2021/07/19

地域研究発表会の中止及び総会の書面開催について

 地域研究発表会の中止及び総会の書面開催について

 
 例年7月末に埼玉地理学会及び埼玉考古学会との合同で開催しております、埼玉県地域研究発表会につきまして、本年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を見送りすることとなりましたのでお報せ致します。

 あわせて、本年度の埼玉地方史研究会も昨年度に引き続き郵便による書面開催とさせていただきます。
 
 上記、何卒御理解、御協力のほどよろしくお願いいたします。

2021/07/17

会誌『埼玉地方史』82号

会誌『埼玉地方史』82号を刊行、発送しました。

本号は、コロナ禍において外出や県境をまたぐ移動等にも長らくの自粛が求められる事態となっていることを受け、自宅からネットを介して見ることができる埼玉関係資料及び県内における史料保存利用機関としての博物館とその収蔵史料群とにスポットを当てた特集号としております。

【埼玉地方史 82号】2021.6.30 
[特集 ネットで、博物館で ― 埼玉関係史料を調査する]
・特集にあたって
[第1部 ネットで探る県外所在史料] 
・『新編武蔵風土記稿』の底本をめぐって ―国立公文書館デジタルアーカイブ                                ・・・重田 正夫
・「見沼用水通船図」と見沼通船研究 ―早稲田大学図書館WINE                                ・・・井上 拓巳
・埼玉ゆかりの本因坊家第十世 烈元の身上書 ―野田市立図書館電子資料室
                                ・・・原  太平
・水と川に関する絵図・地図類 ―船橋市デジタルミュージアム   ・・・根ヶ山泰史
[第2部 史料群が閲覧できる県内保存利用機関] 
・行田市郷土博物館 ―城下町の史料保存活用機関 武家文書から町方・村方文書まで
                                ・・・鈴木紀三雄
・飯能市立博物館 ―小規模かつ多数の群からなる収蔵史料     ・・・尾崎 泰弘
・春日部市郷土資料館 ―博物館類似施設・複合施設の収蔵史料   ・・・榎本 博 
[動向]
・県内及び都内での渋沢栄一関係企画展の開催

2021/07/08

【埼玉県地方史研究会について】

【当会について】
 埼玉県地方史研究会は、埼玉県を歴史的立場から総合的に調査研究し、地域の歴史的発展の実態を把握して県文化の向上に資するため、1952(昭和27)年12月に発足しました。

【研究発表会について】
 当会単独での研究集会はもちろん、埼玉考古学会および埼玉地理学会との三学会共催による埼玉県地域研究発表会、埼玉民俗の会との合同で行う研究発表会を毎年開催するなど、会員の日頃の研究発表の場を設けています。
 

【会誌について】
  当会では機関誌として『埼玉地方史』を毎年2冊を基本に刊行しております。本誌は、1975年の刊行以来さまざまな角度から埼玉県の歴史について論及し、その研究成果を世に発信しており、会員は投稿することができます。査読のうえ、掲載の可否を決定します。
 収録論文については、「会誌『埼玉地方史』目次」を御参照ください。 
 『埼玉地方史』への投稿については、「『埼玉地方史』投稿・執筆要領」を御参照ください、
 

【入会について】
 当会では、埼玉県の歴史・文化を考究しようとする方、また興味関心をお持ちの方の入会をお待ちしております。
 入会を希望される方は、下記をご確認のうえ、電子メールまたは郵送で入会申込書をお送りください。

  (1) 本会は、7月~翌年6月を会計年度としております。
  (2) 本会の会員会費は、年間3,000円です。
(年度が半年以上経過している場合は1,500円)
  (3) 会員には、会誌『埼玉地方史』を送付します(年2ないし3回)。
  (4) 当会の年間事業について
     ・ 総会(7月)
     ・ 埼玉県地域研究発表会(7月)
        ※ 埼玉考古学会および埼玉地理学会との合同研究発表会及び公開講演会
     ・ 研究例会(第1回 11月頃、第2回 1~2月頃)
※ 2021年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、埼玉県地域研究発表会
 の開催は見送ります。 
※ 埼玉県地方史研究会会則はこちらを御参照ください。

        
入会申込及び照会
 E-mail  saitama.chihoshi1952@gmail.com 

 郵送先  〒330-0055
さいたま市浦和区東高砂町11-1 
さいたま市市民活動サポートセンター メールボックスB-13



2021/05/16

会誌『埼玉地方史』81号

会誌『埼玉地方史』81号を刊行、発送しました。

【埼玉地方史 81号】2021.4.30
[論文]
・大蔵合戦と新開氏の誕生                    ・・・山野龍太郎
・忍藩領分杭の成立・建替の経緯と意義              ・・・澤村 怜薫
[動向/紹介]
・武蔵野文化協会編『武蔵野事典』の刊行             ・・・加藤 功
・『フィルムのなかの埼玉 一九四七―一九六四』
   ―『埼玉県史料叢書』の新たな取り組み―          ・・・雨宮 史樹
・認証アーキビストの誕生と期待                 ・・・太田 富康
[入会・投稿のご案内]

2021/02/15

関東近世史研究会シンポジウム「旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―」のご案内

関東近世史研究会シンポジウム(オンライン)開催のご案内
旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―

 本シンポジウムは、埼玉県立歴史と民俗の博物館で2020年3月からの公開が予定されていた特別展示「武蔵国の旗本」を手がかりに、旗本研究のこれからを考えようと企画したものです。関東近世史研究会が牽引した旗本知行論は、日本近世史において相給村落をめぐる問題など多くの成果をあげました。また、その後の自治体史の進展や新たな資料の発掘などにより、着実に研究が進んでいます。近年では、旗本資料の資源化が進み、共同研究が発足するなど、新たな動向もあります。ここで、旗本研究のこれまでの歩みを振り返り、今後を展望したいと思います。
 オンラインでの開催のため、事前申し込み制となっておりますので、参加をご希望の方は下記の通りお申し込みください。後日参加方法などについてご連絡を差し上げます。
 なお、「武蔵国の旗本」展の展示図録は通信販売でも購入可能ですので、ご一読いただければ幸いです。詳しくは埼玉県立歴史と民俗の博物館ウェブサイトをご覧ください。発送には少しお時間をいただく場合もございますが、予めご了承ください。

日  時:2021年2月27日(土)
会  場:オンライン(ZOOMを利用)
プログラム
 13:00~ 開会
 13:05~ 三野行徳氏「趣旨説明」
 13:15~ 第一報告 中村陽平氏「旗本を展示する」
 14:00~ 第二報告 野本禎司氏「旗本研究の課題と展望―「武蔵国の旗本」展から」
 14:45~ 休憩
 14:55~ 第三報告 澤村怜薫氏「埼玉から旗本知行論を考える」
 15:40~ ディスカッション(コメント:白川部達夫氏・白井哲哉氏・久留島浩氏)
 17:00  閉会

主  催  関東近世史研究会/国立歴史民俗博物館共同研究「番方旗本家に関する総合的
      研究―大番士・儒者杉原家文書を中心に―」/埼玉県立歴史と民俗の博物館
協  力  埼玉県地方史研究会

【お申し込み方法】
・ご氏名、・ご所属をご明記の上、ご連絡ください。
締め切り日:2021年2月21日(日)
申し込み先:kankin.online@gmail.com