2021/11/30

会誌『埼玉地方史』83号

会誌『埼玉地方史』83号を刊行、発送しました。

本号は、コロナウイルス感染拡大の状況をうけて中止となった、埼玉県立歴史と民俗の博物館 令和元年度特別展「武蔵国の旗本」、ならびに同展の関連イベントの一つであったシンポジウム「旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―」展覧会中止後、令和3年2月27日にオンライン開催 主催:関東近世史研究会、国立歴史民俗博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館 協力:埼玉県地方史研究会)での成果を受け、両企画の関係者からの寄稿を中心に「旗本」にスポットをあてた特集号としました。


【埼玉地方史 83号】2021.11.25
[特集 北武蔵地域における旗本研究の射程]
特集にあたって ―いま、旗本を考える意味―
地方文書のなかの旗本史料―旗本小堀家と金子家・巻島家―    ・・・三 野 行徳
幕末期の旗本知行所支配における家臣書簡 
          ―旗本牧野家の「在役」宛書簡の検討―    ・・・野 本 禎司 
旗本菩提所の「成立」と護持―旗本水野家菩提所昌国寺を事例に- ・・・中村 陽平
旗本家の由緒と家職ゆかりの知行地 
          ―忍鴻巣御鷹場支配天野家を事例に―     ・・・澤 村 怜薫
旗本筒井政憲と甲山村の豪農根岸家―プチャーチン来航への対応ー ・・・重田 正夫
[論文]
近世後期における旗本相給村の運営
          ―武蔵国幡羅郡下奈良村の場合―       ・・・栗原 健一
[書評] 
野本禎司著『近世旗本領主支配と家臣団』            ・・・宮 原 一郎 
[特集関連文献・史料紹介]

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