会誌『埼玉地方史』83号を刊行、発送しました。
本号は、コロナウイルス感染拡大の状況をうけて中止となった、埼玉県立歴史と民俗の博物館 令和元年度特別展「武蔵国の旗本」、ならびに同展の関連イベントの一つであったシンポジウム「旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―」(展覧会中止後、令和3年2月27日にオンライン開催 主催:関東近世史研究会、国立歴史民俗博物館、埼玉県立歴史と民俗の博物館 協力:埼玉県地方史研究会)での成果を受け、両企画の関係者からの寄稿を中心に「旗本」にスポットをあてた特集号としました。
【埼玉地方史 83号】2021.11.25
[特集 北武蔵地域における旗本研究の射程]
・特集にあたって ―いま、旗本を考える意味―
・地方文書のなかの旗本史料―旗本小堀家と金子家・巻島家― ・・・三
野 行徳
・幕末期の旗本知行所支配における家臣書簡
―旗本牧野家の「在役」宛書簡の検討― ・・・野
本 禎司
・旗本菩提所の「成立」と護持―旗本水野家菩提所昌国寺を事例に- ・・・中村 陽平
・旗本家の由緒と家職ゆかりの知行地
―忍鴻巣御鷹場支配天野家を事例に― ・・・澤
村 怜薫
・旗本筒井政憲と甲山村の豪農根岸家―プチャーチン来航への対応ー ・・・重田 正夫
[論文]
・近世後期における旗本相給村の運営
―武蔵国幡羅郡下奈良村の場合― ・・・栗原 健一
[書評]
・野本禎司著『近世旗本領主支配と家臣団』 ・・・宮
原 一郎
[特集関連文献・史料紹介]
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